鼻出血（鼻血）でお困りの方へ

繰り返す鼻血の原因と止め方

鼻の役割として吸気を加湿や加温して、のどや気管を守る事が挙げられます。そのため、鼻の中、特に入り口付近には、小さな血管が豊富に分布しています。（キーゼルバッハ部位とよばれています。下図の緑の矢印の部位です。）

 

鼻のかみすぎや突きすぎで傷がついて出血することが多いです。

脳梗塞や心臓の病気などで血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、出血がなかなか止まりません。なかには、入院治療が必要になる場合があります。

治療は、電気や薬で鼻の粘膜の出血部位を焼いて止血します。または、止血剤や抗アレルギー剤の投与を行います。

もし、自宅で出血したら鼻のあたまを指で押さえて圧迫止血をしてください。この時に、顔は下を向けてください。上を向いていると、血液がのどに降りてきて飲みこんでしまいます。血液は、飲みこむと吐き気が出現するため、飲みこまないようにしてください。

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