中枢性めまい

脳卒中がめまいの原因となります。

頻度は少ないものの、脳卒中（脳出血・脳梗塞）がめまいの原因となることがあります。脳の中でも、後頭部（小脳や脳幹）で脳卒中が起こるとめまいが出現します。後頭部には、椎骨脳底動脈が血液を送っています。この動脈の調子が悪いとめまいが引き起こされる訳です。

中枢性のめまいは、めまいの症状以外にも頭痛や首の痛みや脳神経症状などを伴います。小脳に脳卒中が起きた場合は、立ち上がるとバランスを崩し、歩くと非常にふらつきます。

脳幹に脳卒中が起きた場合は、めまいと同時に半身の運動麻痺や感覚障害（しびれ・感覚が鈍くなる）やろれつが回らなくなるなどの症状が出現します。

中枢性めまいの特徴的な症状

中枢性めまいの診断は、頭部のCTやMRIで行います。中枢性めまいの疑いのある方は、CTやMRIのある病院や医院へ紹介させていただきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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