睡眠時無呼吸症候群の全身への影響

命に係わる怖い病気です。

睡眠時無呼吸症候群では、TVで居眠り運転や事故のニュースが多く流されています。もちろん事故も怖いのですが、夜間の呼吸がうまく行えないことから、体に負担がかかり、健康への影響が大きいことの方がより大きな問題です。

無呼吸によって引き起こされる様々な影響を図で表すと、下図のようになります。

なかでも心臓への負担が大きく、難治性の高血圧や不整脈を引き起こして、突然死や心筋梗塞などの命にかかわる事態を招く原因となります。もともと心疾患がある方は、なおさら危険です。

最近、循環器内科の学会でも、降圧剤の効かない難治性高血圧に無呼吸が強く関与していると指摘されています。

これらの身体への悪影響を食い止めるためにも、無呼吸のある方には早く治療を受けていただかねばなりません。でも、治療のためには検査が必要となります。

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