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のどの悪性腫瘍が心配な方へ |
食事が沁みて痛い・声が出しにくいなどの症状は要注意です。
日本人の亡くなる原因で一番多いのは、癌です。耳鼻咽喉科が取り扱う癌の中で一番多いのが、のどに出来る癌です。出来た場所により名称が異なり、咽頭癌(上咽頭癌・中咽頭癌・下咽頭癌)・喉頭癌・口腔底癌・舌癌などが挙げられます。のどに出来る悪性腫瘍のほとんどは、扁平上皮癌と言われる種類です。
のどの痛みや違和感・声が出ない・首に小さいしこりが出来たなど症状は様々です。タバコやお酒をされる方に多く発生すると言われています。
のどの癌の中でも多いとされる下咽頭癌では、食事をするとのどに沁みて痛いと言われる方が多く、同じく多いとされる喉頭癌では、声に変化が出てきやすいです。下咽頭癌も喉頭癌もファイバースコープで診断します。
舌癌の場合、舌の表面に硬く白い部分があると要注意です。義歯がいつも擦れている場所に白い病変がある方は、舌白板症と言われる前癌病変かもしれません。
早期発見が大切です。思い当たる方は、一度耳鼻咽喉科受診をお勧めします。
一般的に癌の治療は、放射線治療や抗癌剤を使用する化学療法や手術療法があり、患者さんの癌の場所や大きさや周りへの広がり具合から、単独もしくは複数の治療法を選択して行います。
のどの癌に多い扁平上皮癌は、放射線治療や抗癌剤が良く効くとされており、また手術では術後の機能障害(声が出ない・食事がとれないなど)が問題となるため、まず放射線治療を場合によっては抗癌剤(化学療法)と組み合わせて治療することが多いです。
横山耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科・アレルギー科 〒504-0962 岐阜県各務原市那加吾妻町78 |
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