呼吸と食事の通り道です。
　　

のどは、口腔と咽頭と喉頭に分類されます。咽頭は、上咽頭・中咽頭・下咽頭に分かれており、気管（息の通り道）の入り口が喉頭、食道（食べ物の通り道）の入り口が下咽頭です。表面は粘膜に覆われており、唾液や粘液でいつも潤されています。呼吸・食物や飲み物の嚥下・発声・味覚（舌）などの働きがあります。身体への主なばい菌の侵入口でもあるので、リンパ節や扁桃腺などの免疫防御機能が発達しています。

下の図は、喉頭をファイバーで上から見下ろした図です。喉頭には声帯と言って左右から粘膜のひだが出っ張っています。声帯は、声を出すのに重要な役割をします。声を出す時は、左右の声帯が閉じてきます。閉じた左右の声帯の間のわずかな隙間を息が通るときに、声帯が振動して声を出します。声は、鼻や口腔や咽頭で共鳴します。舌も声を出す時に一緒に動いて発声を助けます。


　咽頭呼吸時　　　　　　　咽頭発声時



繰り返す扁桃炎は手術の適応となります。


咳がしつこい・なかなか治らない時は


のどの違和感の原因となります。胸焼けのある方は要注意です。

亜鉛不足が原因となります。